起立性調節障害

起立性調節障害は、たちくらみや失神、朝起き上がれない、体がだるい、頭痛などの症状を伴う思春期(10〜16歳)によく見られる自律神経機能不全の一つです。
軽症例を含めると、中学生の約10%が起立性調節障害と診断されていて、重症例では通常の日常生活を送ることが難しくなり不登校につながるケースがあります。
当院では、漢方薬を中心に起立性調節障害の治療を行っています。長引く症状にお困りの方は当院にご相談ください。
起立性調節障害

起立性調節障害の症状

3つ以上当てはまる場合は、この病気を疑います。
・立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
・たっていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる
・入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
・少し動くと動悸あるいは息切れがする
・朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
・顔色が悪い
・食欲不振
・臍仙痛(お腹)をときどき訴える
・倦怠あるいは疲れやすい
・頭痛
・乗り物に酔いやすい